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マンション管理士の業務についてのアンケート

平成30年6月に(公財)マンション管理センターが実施した本調査結果は、マンション管理士であれば、すでに周知のとおりかと思いますが、本業として活動をしている管理士が5.4%(回答数5562人に対して約300人)そのうち年間400万円以上の売上をあげている管理士が18.8%(60人未満)です。

「マンション管理士の業務についてのアンケート調査結果の概要」より抜粋

この調査から5年が経過したいま、この数字がどのように推移しているか定かではありませんが、少なくとも当協会には400万円以上の売上を確保して生計を立てている40~60代のマンション管理士が複数名在籍しております。当協会では、これからマンション管理士で独立をしていきたいという気概を持った方や、すでに生計を立てているがもっと研鑽を積んで幅を広げていきたいという方をサポートし、共に歩んでいきたいと思っております。

マンション管理士資格を取得したが、実務経験が足りていない

管理会社勤務経験が無ければ、このように悩まれている方が多いのではないでしょうか?

当協会では相談のあった案件に関して、原則2名体制でサポートにあたります。このため、同行して一緒に業務をおこなうことで、実務経験を積むことができます。ただし、マンション管理の実務において、コンサルティングをおこなえるレベルに達するためには、法務・会計・建築・設備などの幅広い分野での知識と経験が必要になり、習得するには相応の努力が必要となります。未経験でも行動力と熱意を持った方を歓迎しています。

管理会社に勤務しているが、いきなり独立するのは不安である

有資格者の方で、このような方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

当協会に連絡を頂ければ、毎月の定例会にオブザーバー参加して、会員の活動状況や勉強会に参加することも可能です。独立を考えているのであれば、まずは情報収集から始めましょう。ただし、独立初年度からいきなり顧客を獲得して、経営を軌道に乗せるというのはなかなか難しいです。当協会のB会員(将来、独立を目指しており、研鑽を積みたい方むけ。)になって頂ければ、自己資本をどのくらい用意したら良いのか、ホームページはどのように作成したら良いのか?などの相談にも乗ります。

一般的に、マンション管理士は食べられないと思われているかも知れませんが、決してそんなことはありません。覚悟を持って臨めば道を切り拓いていくことは出来ると思います。

わたしたちとマンション管理士をやりましょう

 国交省の「マンションに関する統計・データ等」における築40年以上のマンション数の推移は以下のとおりです。

高経年マンションの増加と、われわれマンション管理の専門家への相談件数はおなじように伸びてきていると実感しています。ただし現実的には、実務にあたれる専門家の人数が不足していると感じてもいます。また、管理組合の最大のパートナーであるはずのマンション管理会社も人員不足や収益改善などによる管理委託契約の解除、値上げ要請、またはサービスの縮小で、充分なサポートを受けられていないと感じる管理組合役員も多くいるはずです。

近年、管理不全マンションを増やさないための国の施策も練られてきており、すでに社会課題になっています。この問題にあたるためにわたしたちと一緒に頑張りましょう!

投稿者プロフィール

松本優
松本優
投資用収益物件を専門に管理するプロパティマネジメント会社や分譲マンション管理会社に勤務後、マンション管理士として独立。管理会社在職中にマンション維持修繕技術者ほか関係資格の取得し、その後、建築物環境衛生管理技術者を取得。
久松R&M株式会社 代表取締役、有限会社 久松商事 取締役。